今日は、目立てした石臼を使って抜き実を挽いて、全粒粉、十割で打ちました。
今までも、抜き実の全粒粉で十割そばを打ったことはあります。
全粒粉で十割は難しく、うまくいったり、いかなかったり、それではお店ではなかなか出せません。
それが今日は、何事もなかったかのように、あっさりうまくいきました。
玄そばの産地やそばを打つ時期、その日の気候など、その他色々な状況によって、うまくいく時といかない時があることを、あらためて感じます。
それらの状況をコントロールして、常に良いそばを出し続けることができるのが、プロの仕事だと思いますので、気を引き締めていきたいと思います。
量も少ないし、時期も冬場だったので、うまくいきました。
玄そばの水分量も15%くらいで多いのだと思います。
暑い夏場の食欲がないときに、そばを食べたくなりますが、実は冬場の寒い時期のほうが、そばがしまって美味しくなります。
冬こそそばを食べに来てください。