そば屋の天ぷらについて考える。

天ぷらとそばはとても相性がいいです。

「そばを食べながら天ぷらを食べる。天ぷらを食べながらそばを食べる。」お客さんが多いようです。

そこでそば屋の天ぷらについて考えてみました。

天ぷら専門店の天ぷらは衣を薄く揚げます。

それに比べて、そば屋の天ぷらは衣が厚いという違いがあります。

そば屋の天ぷらは、かけそばの上にのせて、衣につゆを吸わせるために衣を厚くします。

天ぷら屋さんは、ネタを出す順番に気を付けて、一品づつ出されます。香りや味が淡白なものから出すようです。

最初はエビ。

そば屋の天ぷらはお皿に盛り付けて、いっぺんに出すので、バランスや色合いに気をつけます。

味の淡白なものを手前から食べてもらうように並べます。(ごめんなさい、私はあまり意識していません)

天ぷら盛り合わせ。
ホタテ(貝柱とひも)、いんげん、柿、ブロッコリー、人参。

天ぷら屋さんは、素材そのものを生かすことに重きを置くようです。

そば屋の天ぷらは見た目の盛り付けも大事で、衣を多めにつけて花を咲かせて豪華そうに見せます。

天ぷら屋さんは、魚介類がメインです。そば屋は野菜が中心。魚介はエビくらいです。

季節感を出すのはどちらも同じです。

今では天ぷら自慢のそば屋が多くなってきていて、薄衣で揚げる天ぷら専門店顔負けのそば屋もあるようです。

当店も天ぷらを出す以上、ちゃんとしたものを、よろこんでいただけるものを出そうと思っています。

今日の天ぷら(夏)。

はなれメニュー紹介。今日の天ぷら(秋)。

はなれ 天ぷら盛り合わせ(冬)。

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