天ぷらの衣をつくるときは、卵水に小麦粉を入れますが、水に黄身を加えたものを「金ぷら」、白身を加えたものを「銀ぷら」と言います。
黄身だけを加えると、衣が金色になるので、文字通り「金ぷら」だそうです。
当店では、「金ぷら」で揚げてます。
見た目は、少しわかりにくいです。
「金ぷら」は黄身の色が衣について、食感はサクサクした感じが増します。
「銀ぷら」は衣が白っぽくなって、きれいに揚がりますが、食感は劣る気がします。
天ぷら屋さんでは、衣によって油を変えて揚げることもあって、金ぷらには”ごま油”、銀ぷらには”なたね油”が合うそうです。
今度やってみようと思います。
他に、天ぷらの衣に小麦粉ではなく、そば粉の衣で揚げる天ぷらを「金ぷら」とか「そばごろも」と言います。
そば粉の衣で揚げた天ぷらも「金ぷら」と言うそうです。
実際に、そば粉で衣をつくって、天ぷらを揚げてみました。
色が真っ黒になりました。
”ダッタンそば”の衣で揚げるときれいに揚がるそうなので、こちらも今度やってみます。
食感はサクサクというより、少しモチっとした食感になります。
ちゃんとそばの香りも感じます。
色や食感が変わるので、天ぷらの盛り合わせの時に1種類くらい「そばごろも」で出してみても、面白いかもしれません。
どの野菜がいいのか、見た目の色があまりきれいではないので、素材の味や食感、色合いの邪魔にならないようなネタを探します。