石臼の目立てをする。

最近、どうもそばが香らなくて、玄そばは良いものを使っているはずですが、もしかして石臼が原因なのかもしれません。

そういえば、今まで石臼の「目立て」をしたことがなかったので、調べてみました。

石臼も摩耗していくので、手入れはこまめにしないといけないようです。

もう9年くらい毎日のように、石臼を回しっぱなしだから、さすがに目立てをしないといけないです。

でもどうやったらいいかわからない。

とりあえずホームセンターに行って、石臼の目立てをしたいと言って、説明して、何とかそれらしいものを買ってきました。

見よう見まねでやってみます。

石臼削り器。

この道具を使って、浅くなった溝を削っていきます。

石臼の溝を削る。

溝を一本ずつ削っていくのは大変ですが、今まで手入れしてこなかった自分のせいです。

”目立て”や”目とり”は本来、溝を削ることではなく、そばが当たる新しい石の面をつくることだそうです。

その”目とり”には「たたき」という道具を使います。

今度は「たたき」か。

他にも「サンダー」とかいう道具を使うこともあるようです。

今回は私にもできそうな、石臼の目を削ることをやってみて、「たたき」や「サンダー」は次回挑戦してみます。

石臼。

石臼の目を主溝と言うそうで、この石臼は六本の主溝で八つの区分(8区分)に分かれてます。

八本の主溝や七本、五本の主溝の石臼もあるみたいです。

石の種類も用途によって安山岩や御影石などが使わているようです。

いっそのこと、新しい手挽き用の石臼を買ってしまおうかと思いましたが、石臼は高いんです。

ましてや、電動石臼などは高額で、私には手が届きません。

最後に石臼を洗って乾かしておきます。

石臼の目立てをしたからといって、劇的にそばがうまくなるわけではありませんが、何事も経験。

早くそばを挽いてみたい。

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