玄そばと抜き実を半分づつ混ぜて、両方を一緒に石臼で挽いてみました。
一緒にすると、今まで見たことないので、なんだか不思議な感じがします。
今日は”粒度”を意識して、いつもより石臼をゆっくり回してみました。
どちらも先日送っていただいた、千葉県成田市の在来種です。
その挽いた粉を、40メッシュのふるいでふるって十割で打ちました。
玄そばと抜き実、別々に挽いてから混ぜたものと、一緒にして挽いたものにどのような違いが出るのかは、よくわかりませんが、一緒に挽いた方が美味しくなる気がしました。
気のせいだろうか。
40メッシュでふるうと、大きいそば殻も取れて、十割でも、それほど問題なくつながります。
今、昆布だしの勉強中で、利尻昆布を水出ししただしと、かつお節の厚削りのだしに、かえしを加えてもりつゆをつくって、一緒に試食してみました。
そばは、香り、味、食感、どれも申し分なく美味しくできました。
ただ、十割では打てますが、お客さんに出すには、全粒粉の二八の「星入りそば」のほうがいいと思いました。
昆布だしのつゆも、ちゃんと香りがして、今回は美味しくできました。
しかしながら、昆布だしが入ると、かつお節との相乗効果で、うまみが増すらしいのですが、なぜかもりつゆには合わない気がします。
昆布だしは、温かいかけそばのほうが合うのかな。
今度、どこかのお店の、つゆのつくりかたをのぞき見してみよう。