お客さんから食べ方についてよく質問がある、手挽きのそばについてあらためて説明したいと思います。
今日は手挽きの田舎そば。ひらいの看板メニューです。田舎そばがひらいを有名にしてくれたと言っても過言ではありません。
玄そばを石臼で挽いて、そば殻をざるで取り除いて、その粉を二八で田舎そばを打ちます。
見た目は黒くて平べったいです。小さなそば殻がたくさん入っているのでザラザラした食感になります。
食べ方について説明します。
つゆが二種類あります。どちらを使っていただいてもかまいません。
黒い方のつゆは今のところもりそばのつゆと一緒です。田舎そばには少し合わないかなと思っていますが、つゆを変えて食べ比べられるので二種類出しています。
白い方のつゆは白しょう油のかえしを別に作って、もりつゆにしています。だしは今のところもりつゆのだしと一緒です。
白いつゆは、田舎そばの風味を生かして、つゆを薄くしたいと思って考えました。始めは、だしだけにしようか、とか、水そばみたいに水に入れて出そうかなどと考えて、今のところこうなっています。
白つゆにはわさびではなく大根おろしが合うので、大根おろしをたっぷり入れて食べてください。
最後の一口は、自家製の七味唐辛子をそばに少しかけて食べてみてください。これが癖になるおいしさです。
最初からかけてしまうと、そばの風味が感じられなくなってしまうので、最後の一口というのがミソです。
好き嫌いはあると思いますが、興味がある方は、ぜひ一度食べに来てください。