今日は「硬水」のコントレックスを使って出汁をとってみました。
いつも使っている毘沙門水でも出汁をとって、比べてみます。
出汁をとるのに、かつお節の薄削りを使います。
水が1リットルで、かつお節が80グラム、ふたをしないで、30秒煮だして火を止める。
いろいろ方法はあると思いますが、これが基本らしいので、今日は、この方法で、量を半分にして、水500㎖(500㏄)、節40gでやってみます。
硬水のコントレックス、500㎖。
かつお節の荒節、40g。
これを沸騰したお湯に入れて、30秒煮だして、火を止めます。
蓋をした方がいいという方と、しない方がいいという方といますが、今回は蓋をしませんでした。
出汁をこします。
これと同じように、毘沙門水でもやります。
硬水のコントレックスは、色が少し濁ります。
中硬水の毘沙門水は、色が透明感があります。
硬水は少し濁るそうです。
味見をしてみました。
硬水のコントレックスの方は、酸味?渋味?表現が難しいですが、すっぱい感じです。
中硬水の毘沙門水は、すっきりして、うま味をストレートに感じます。
比べてみると、全く違うのが良く分かります。
試しに、両方の出汁を使って、かけそばにしてみました。
かけそばにした時も、硬水の方は、つゆがすっぱく感じました。
中硬水の毘沙門水のつゆの方が、圧倒的に美味しいです。
水によって、出汁の味がこれだけ変わるということは、どんな料理に使ったとしても、大なり小なり、味が変わってくるんだと思います。
水のことを勉強すると面白いです。
薄削りの出汁も、かなり大量の節を使いますが、味も香りも濃くて、思ったよりも美味しくできました。
出汁と水については、またあらためて勉強したいと思います。