街中には新そばののぼりがたくさん立っています。
新そば打ち始めましたの文字も見えます。
私はひねくれもので、新そばよりも寝かせた方がそばが美味しくなると思っているので、新そばにはあまり興味がありません。
「うちは新そばの時期ではなくても一年中美味しいそばを出してます。」なんてことを以前は言ってました。
お客さんには「時期のものだし、楽しみにしている人も多いのだから、あまり減らず口をたたくもんじゃない」とおしかりを受けたこともありました。
その通りだと思います。それ以来胸の中にしまって、口には出さないようにしてきました。
天ぷらの材料は季節に気を使うのに、そばの旬に気を使わないのはおかしいなと、今では思っています。
というわけで当店にも新そばが届きました。
緑がきれいです。見るからに新鮮そうです。
早速、石臼でゴリゴリ。
福井県の大野町産です。手挽きの二八そばと十割そばで出します。玄そばも新そばになりました。長野県の八ヶ岳産のそばです。田舎そばで出します。
もりそばは12月過ぎに新そばになります。
今の時期の新そばを秋の新そばと言うそうです。ほかにも春になれば春の新そば、夏になれば夏の新そば。一年中新そば…。
同じ畑で二回も三回もそばをとったら、あまり良く無さそうだけど。素人の考えで。
すいません。またつまらないことを言ってしまいました。